妹の「もう5時半だよ」と言う声で目が覚めます。
3時半のつもりだったので、びっくりです。
庭では、父が生垣の手入れをしています。
体の弱い父なので、風に長く当たらないようにと声を掛けます。
笑顔で父が振り返ります。
玄関に行くと、外から入って来た母が、おちゃらけた様子で立っています。
満面の笑顔の母に、「3時半のつもりが、5時半だった。晩ご飯、何にしようか」と言います。
そこで、ハッと目が覚めました。
父も母も、もう他界して長く経ちます。
母は病気の痩せた様子では無くて、元気いっぱいのまん丸の顔をしていました。
夢にしては、とてもリアルで、光景が頭から消えません。
すぐに妹に電話で話します。
妹は、羨ましい、私にはちっとも夢に出てくれないと言います。
明日は、墓参りに行くつもりです。
すやすや・・・

ニコも、すやすや・・・
