やって来た人はとても若くて、どこと無く甥を連想します。
大丈夫かしら?
応対はとても丁寧で好感を持ちます。
てきぱきとテレビの裏を調べ、あっという間に原因を見つけてくれました。
どうもコードの接続が緩かったようです。
前回の修理のおじさんは一体、なんだったのかと思います。
テレビのリモコンをまるでスマホを扱うように、素早く指でチャカチャカと動かします。
流石にプロでした。
午後、デパートで買い物をしていると、後ろからポンと肩を叩かれます。
ぎょっとして振り向くと、友達でした。
ここで私に会ったのは、彼女にとって、運が悪かったかもしれません。
春馬くんの話でひとしきり盛り上がります。
とても残念がっていて、気持ちを共有出来た気がします。
彼女のスマホが鳴り、立ち話はお開きです。
やっぱりちょっとでも、人と話すと、ストレスが流れて行くようです。
ニコちゃん、お休み前の徘徊中。

隅っこが好き。
