ご機嫌

月に一度、叔母のケアマネージャーとの話し合いがあります。
今回は叔母の部屋で待ち合わせです。

ケアマネージャーは、何か要望が無いか、変わったことがないかなど、聞いてくれます。
叔母が記憶の無いままに起こしたカップ麺事件やメモなどは、すでにケアマネージャーの耳に入っているようです。
調子が悪くなると、記憶が無いせいで、他人のせいになります。
道理が通じる時とそうでない時が、時々、あります。

ケアマネージャーによると、デイサービスを使っていた時よりもリハビリサービスに変えてからの方がうまく行っているようです。
デイサービスに通っている時は文句ばかりだったので、ホッとしました。

今日は叔母も機嫌が良く調子が良いので、短い時間ですが、ドライブに連れ出すことにしました。
そうで無かったら、一刻も早く叔母の部屋から逃げ出すところです。

行き先はいつもの綾です。
空が綺麗だとか、寒そうだとか、助手席で明るい声でおしゃべりしています。
どうか、こういう安定した状態でいてくれますように。

リサイクルのインク

モナの写真を作ろうと印刷したのですが、ひどい仕上がりです。
ホームセンターで買ったリサイクルのインクを使ったのが原因だと思われます。
ちゃんとプリンタの仕様になっているはずなのに、ダメでした。
どうりで、インクをセットした時に、プリンタ側が文句を言ったはずです。
やっぱり純正じゃないとダメでした。

買ったインクは、勿体ないけれど、捨てるしかないようです。
恨めしや〜。

軽い気持ちで眼科に行ったら、車がいっぱいで停められません。
仕方無く、障害者マークのところに停めて、受付で許可を貰いました。
夕方は患者さんが少ないはずだと甘く見ていました。
すぐに診てもらえるはずでしたが、病院を出たのは1時間半後でした。

急いで買い物をして、帰宅します。
今夜は夫が山形から帰って来ます。
蔵王は雪だったそうです。
寒かったことでしょう。
今夜のメニューは中華風のお鍋にしました。

バタークリームケーキ

午後、ジムに行くくらいの予定しかないゆっくりした今日です。
お弁当でも買おうと、出かけました。

ついでにパンも買い置きします。
冷凍庫にある程度のパンが無いと、夫は在庫が少ないと言います。
いつもたくさん用意しているからなのでしょう。

隣のケーキのケースを覗き込みます。
すると、珍しいことにバタークリームのケーキがあるではありませんか。
最近は生クリームが主流で、バタークリームのケーキを見かけることが無くなりました。
いつも残念に思っています。

生クリームは大好きです。
けれども、バタークリームのコクは、また違う美味しさがあります。
自分で作るしかありません。

バタークリームのケーキは、冷凍が出来ます。
ケースにある4個を買い占めました。
頂くのが楽しみです。

午後、ジムに出かけます。
いつものように、みっちり筋トレです。
でも、今日は月に一度と決めているストレッチの時間があります。
これが私のご褒美です。

痛気持ち良く体のあちこちを伸ばして貰います。
5センチは身長が伸びましたよとトレーナー。
ほんと、伸びたような気がします。

朝雨

このところ、晴れの日がずっと続いていましたが、今朝は雨が降りました。
それも束の間です。
これがすぐに止むという朝雨なのかと思います。
眩しい太陽の光が部屋を照らします。

午後のウォーキングに出かけます。
森の中は、湿った土の匂いが残っています。
足元の道路も、まだ乾き切っていません。

11月も最終の週なのに、空気はぬるく感じます。
半袖にウィンドブレーカーを着ただけですが、段々と汗ばんで来ました。

干し柿作りなど、宮崎のこの暖かさでは腐ってしまうでしょう。
毎年、美味しい干し柿を作っている関西の友人はどうしているのかと気になります。

数年前に、田舎の家でほったらかしの干し柿を作った時は大成功でした。
気を良くして、翌年、作ったら、大失敗。
ほとんどが黒くなってダメでした。
段々と宮崎では干し柿作りが難しくなっているのかもしれません。

日曜の買い物

日曜日の今日、珍しくどこにもドライブに行かないことにします。
夫がズボンが欲しいと言うので、午後からデパートで買い物です。

夫がズボンを試着している間、何となく他の服に目が行きます。
今までは絶対に着ようとしなかったカーディガンとポロシャツスタイルのセーターを勧めます。
夫が選ぶと、同じようなスタイルになります。
たまには良いと思ったのか、珍しく買う気になった夫です。

食器売り場まで上がり、お正月用品を眺めます。
早くもしめ縄を買うことにしました。
いつの間にかクタクタになった夫のスリッパも買い替えます。

次に地下に行って、サラダやチョコレート、叔母にお茶を買いました。
1階のロクシタンでは、ボディークリームも手に入れます。
珍しく買い物を夫婦で楽しむ日曜でした。

帰宅した夕方、ずっと気がかりだったソファの下を掃除します。
見えないところだけれど、モナの毛が溜まっているのは分かっていました。
案の定、毛が渦を巻いてます。
久しぶりに見る、ふわふわのモナの毛。
そして、弱ったモナの足が滑らないようにと作った、爪に差し込むリンクも転がっています。

感情を殺して、淡々と掃除します。
モナのいた名残りが、また消えました。

あんかけ焼きそばランチ

週末のドライブは日南にしました。
事前にピックアップしていたランチの数件のお店から選びました。
お食事処とありますが、どちらかと言うとラーメン屋さんのようなメニューです。
口コミも良いので、楽しみです。

よく晴れた日南海岸です。


キラキラの海。


古くからあるお店のようです。
決して綺麗とは言えない昔ながらの佇まい。
お客さんも馴染みの人が多そうです。

夫と私が注文したのは、あんかけ焼きそば。
あんかけ焼きそばは、私には要注意です。
大好きだけれど、食べても食べても減らないんです。
でも、ここのお店は、珍しく薄味で、具が多いのにさっぱりと頂けました。
美味しく食べられると、身も心も充実した満足感が得られます。
前回、来た時の中華屋さんも美味しかったけど、また一つお気に入りのお店が増えました。

魚屋さんでお刺身を買って、帰路に着きます。
高速はつまらないので、山の中を通るルートです。
途中、「道の駅　きたごう」の表示板を見ました。
そういえば、オープンしたと言うニュースがあったのを思い出します。

入ってみると、物販コーナーは充実した内容の商品が並びます。
思わず、あれこれカゴに入れることになりました。
結局、どこも同じような商品になってしまう道の駅ですが、ここは花丸でした。

29:50.01

ウォーキングに出かけるのも、自然な流れになりました。
日課とまでは行きませんが、時間が許す限りは歩きます。

うかうかしていると、すぐに暗くなるこの季節です。
少し早めに車に乗り込みます。

市民の森に入ると、やっぱり清々しい気持ちになります。
スマホのタイマーをポチッと押します。
今日のタイムはどうでしょう。
大体、いつも30分くらいです。

早歩きで、じんわりと体が温まって来るのが分かります。
犬と一緒に歩いている飼い主さん同士が立ち話をしていると、羨ましい気持ちになります。
今は、よその犬を見るだけでも、温かい気持ちになります。
不思議なことに、モナやニコがいる時には、感じませんでした。
モナとニコだけが可愛くて、よその犬はよその犬でした。

踏み込む足を意識しながら歩きます。
足が上がらなくなると、つまづく原因です。
今から、習慣づけをしておくつもりです。

さて、今日のタイムは、29:50.01。
いつもより10秒ちょっと速いタイムでした。

頂きになります

朝、山奥の村は霧に包まれています。
久しぶりに見る霧です。
幻想的な風景が広がります。

慌ただしく準備を終え、田舎の家を出発します。
目指すは人吉です。

山を降り、湯前に出ると、ここもすっぽり霧が薄らと掛かっています。
田畑からは、霧が湯気のように立ち上っていて、宮崎ではなかなか見ない光景です。

人吉でのお昼をどこにしようかと迷います。
前回は立山商店のカレーでした。
今回はお蕎麦屋さんにします。

口コミが良いだけあって、何人も並んでいます。
それほど待たずに済むだろうと思ったら、テーブルに座ったのは1時間後でした。
せっかちな私たち夫婦が、こんなに待つことなどいつもならあり得ません。

選んだのは、珍しい卵とじ風のお蕎麦です。
お蕎麦だと思わなかったら、美味しいスープかもしれません。
おじやみたいです。

お店に入った時、お蕎麦屋さん特有の鰹節の匂いがしなかったが不思議でした。
これで納得。
夫は、蕎麦の味がしないと言います。

口コミでは接客がとても良いとのことでした。
なるほど、そうなのですが、ちょっとうるさいのです。
とても頑張っていて、気配りしているのは、痛いほどよく分かります。

レジでの清算では、「○○円、頂きになります」と言われ、びっくり。
『なります』言葉が、まるで敬語であるかのように使われているのは、最近、とても残念に思うことの一つです。
でも、「頂きになります」と言われると、「はぁ〜？」です。

休眠の庭

明日は休日なので、田舎の家に行きます。
1泊するのか、2泊するのか、庭の様子を見てから決めることにします。

一応、食材は二日分です。
おでんにするつもりなので、クーラーボックスはずっしりと重くなりました。

前回はお茶もお米も切らしていました。
今度は、しっかり持って行きます。
コーヒーも大好きだけれど、お茶の無い生活はあり得ないとつくづく思いました。

午後から、ゆっくりと出かけます。
毎日、お天気に恵まれています。
そのせいか、山道から見下ろす川の水量の少ないことがちょっと気掛かりです。

田舎の家に着くと、もうすでに庭は薄茶色に変化していました。
枯れた冬の庭になりつつあります。
もうこれ以上は伸びない、休眠の庭です。

夫の庭仕事はありません。
明日は帰ることにしました。

乾燥

乾燥した日が続くようになりました。
湿度計を見ると、LOWと表示されています。

なるほど、肌も乾燥するはずです。
よく見ると、手も足の太ももさえ白っぽく乾燥しているのが分かります。
夏でも薬用のボディークリームを塗っているのですが、この頃はそれでも足りない感じです。

この冬のために、大型のスチーム式加湿器を買いました。
超音波は、なんとなく敬遠しています。
スチームの方が肌に良い気がします。
偏見かもしれません。

午後、いつものようにジムに入ります。
トレーナーが、1週間が早いと言います。
昨日、会ったばかりのようなのです。
だから、あっという間に歳をとるのよと言うと、ウッと絶句した表情のトレーナー。

若い彼には、1日が早い、イコール、歳を取るのも早いと言うことはピンと来ないのでしょう。
この若いトレーナーに励まされながら、おばさん、頑張りました。

打倒！ガノンドロフ

昨夜、長く掛かっていたゼルダの伝説、TEARS OF THE KINGDAMを終えました。
ボスキャラ、ガノンドロフとの戦いを引き延ばしていたのですが、時期が来てしまいました。
ゲームを始めたのがいつだったのか、忘れましたが、多分、6月の半ばくらいかもしれません。

壮大なスケールで描かれた世界を主人公リンクが戦いの旅に出ます。
世界は地上、天空、地底に広がり、それぞれ悩ましい戦いがあります。
時々、ミニチャレンジなどのイベントが発生するので、その度に掛かり切りになります。

結局、やり残したことが、数件。
それが心残りです。
ガノンドロフとの戦いが始まると、もう後に戻れません。

それにしても長い戦いでした。
かなり良く出来たストーリーだと思います。
エンドロールをしみじみ味わいました。
終わったと思ったら、おまけのような動画が流れます。
ちょっと嬉しい・・・。

ゼルダのおかげで、モナとの辛い時期を乗り越えることが出来ました。
今度は、BREATH OF THE WILD に挑戦です。

ミシン

夫は早くからゴルフに出掛けています。
私は、昨日、眠れなかった分を取り戻すべく、布団にしがみつきます。
若い時とは違い、時々、眠りが寸断されるのは悲しいところです。
それでも、どうにか8時間の睡眠を確保しました。

昨日は、デザインでやたらと袖が長いブラウスや、トレーニングパンツの裾のカット補正をしました。
そこで、必要になるのがミシンです。

昔のミシンは困るようなことが無かったのですが、ある時から、つまずくことが多くなりました。
進化して便利にはなったはずなのです。

厚くはない生地なのに、布が送れなくて、縫い目がグジュグジュになる。
針が折れる。
自動のはずが糸が針に通らない。
下糸が出て来ない。
等々、トラブルのオンパレードでした。

説明書を読むと、ボビンを掃除出来るようです。
パネルを外し、ブラシでちょこちょこ掃除します。
小さなフェルト状の塊はありましたが、それほどの汚れはありません。
でも、掃除のせいか、下糸がちゃんと上糸に引っ掛かって、出るようになりました。

説明書を丁寧に読むことも大事だと思い知らせれました。
昔のつもりで使っていると、思わぬトラブルがあります。
今度、ミシンを使うのは、いつでしょう。
また忘れて、一から出直しになるかもしれません。

眠れない！

朝、夫の携帯のアラーム音で目覚めます。
最初は無視しようと思ったのですが、だんだん音が大きくなります。
持ち主はベッドにいません。

どこに行ったんだろうと、仕方なく起き上がります。
ドアを開けたところで、トイレから戻った夫と鉢合わせ。
文句を言いながらベッドに戻ります。

ところが、夫も寝付けなくなったのか、ベッドの中で寝返りを打つ音が聞こえて来ます。
やがて、観念した夫は寝室を出ました。
私も頑張って眠りの中に戻ろうと努力します。
やっぱりだめ。
諦めてベッドから出ます。

頭はぼんやり。
やっぱり辛くなって寝室に戻ります。
やっとウトウトした時です。
携帯の音が鳴りました。
叔母の施設からです。

叔母は、カップ麺騒動で、スタッフに文句を言ったことが気になったようです。
部屋にあるからいけないのだと、事務所に来て、廃棄するようにカップ麺を持って来たと言います。
私が施設に来た時に、持ち帰ってくださいと言われましたが、どうぞスタッフで食べてくださいとお願いします。
カップ麺なんかどうでも良いのです。
私は眠い！

ランチに、美味しい中華料理店を見つけました。
お腹もいっぱいで、帰宅してからお昼寝することにします。

ベッドに寝て、眠りの入り口に入ったところで、騒ぐ声がします。
お向かいの娘さんが癇癪を起こして、お母さんとバトルの最中でした。
大声で騒ぐので、眠れません。
なんか、今日は眠れない日でした。

青空の街灯

日が暮れるのが早くなり、秋の深まりを感じます。
今日は少し早めにウォーキングに出かけることにしました。

歩き始めは、肌寒いかなと思っていたのですが、すぐに体は温まります。
太ももの内側の筋肉痛も、ほとんど感じなくなって来ました。
痛くても、テレビを見ながらストレッチをしたお陰かもしれません。
今回は、筋肉痛が長引いて困りました。

スムーズに歩くことが出来て、嬉しく思います。
汗ばむほどの速さで歩きます。

噴水のある広場に来ると、もう街灯が灯っています。
青空の中にある街灯です。


帰宅して、用事のある夫を会社に送ります。
街は家路を急ぐ通行人の姿があります。

寒さを感じるようになったこれからの季節。
家に待つ人がいると幸せな気持ちになるかもしれません。
灯りがあると、ホッとすることでしょう。

独身の時には暗い家に戻り、電気をつける毎日でした。
それはそれで良い経験だと思っています。

マウスが動かない！

昨夜、マウスの状態がおかしくなり、ちょっとしたリセットを兼ねて、Bluetoothを切りました。
それが災難の始まりです。

再起動しても、Bluetoothを切っているので、マウスを使えません。
何も作業が出来ないのです。
何というおっちょこちょいな失態でしょう。

イオンのアップル製品を置いているショップに向かいました。
お店のスタッフに相談すると、最初に担当してくれた人はそういうケースに出会ったことが無いようです。
もっと分かる人にと言うことで、他のスタッフが出て来ました。

この人はバッチリでした。
パソコンにコードでマウスを繋ぐと、接続された状態になると言います。
え！そんな簡単なことで・・・とびっくり。
そのスタッフも同じことがあったらしく、ビビったと笑います。

早速、家に帰って試してみます。
おかしなことに「接続されました」と言う表示は出なかったのですが、実際にはマウスが動くことを確認できました。

それにしても、ちゃんと相談出来るスタッフがいることが嬉しくなりました。
Macが分かる人がほとんどいないので、心強く思います。

スポーツの季節

叔母から電話がありました。
また何か問題を言ってくるのかと、身構えます。
話は、毛布とマスクを持って来て欲しいと言うことでした。
昨日の話は全く覚えていない様子で、明るい声で話しています。
だからこその問題なのですが、機嫌が良いのはホッとします。

明日は病院に連れて行くと言うと、またもや嬉しそうです。
元々、病院にはマメに通っていた人なので、行くと安心するのでしょう。

買い物を終え、ウォーキングに出る前に夕食の準備をします。
肉じゃがならぬ、肉カボチャです。
ジャガイモがあるなら、カボチャだって美味しいはずと、作ったことがあります。
牛肉とカボチャの組み合わせは、嬉しい発見でした。

夕方の市民の森は、人に出会うことがほとんどありません。
ずっとひとりだけで歩きます。
すると、ランニングをしている若い女の子が走り込んできます。
遠くには仲間らしき数人のランナーの姿。
秋はやっぱりスポーツの季節です。

夕日を受けて、オレンジ色の輝いている枝です。
思わず足を止めました。

原因

午前中、叔母の施設から連絡です。
何か起こしたんだろうかと、毎回、ドキッとさせられます。
やっぱりそうでした。

叔母が起きてみると、流しに食べかけのカップ麺があったと言うのです。
スタッフがしたことだと文句を言ったのだそうです。

以前にも、自分の書いたはずのないメモや置いたはずのないカップ麺がベッド脇にあったと、私に訴えたことがあります。
自分がしたとは信じていません。
他人のせいです。

入眠剤を飲んだ後の朦朧とした状態で動き回ると、自分がしたことを、忘れているのだと、前にも注意したことがあります。
でも、原因を説明しても、叔母は覚えていてくれません。
それなのに、不審だと思っているメモなどのことは、いつまでも頭に残っていて、一周回って、スタッフのせいになります。

夕方、叔母に電話しました。
改めて説明しましたが、納得はしていないのが分かります。
入眠剤が原因だとすると、医師に相談しようかと思います。

寿命の桜

コンタクトレンズの在庫が数枚しかない状態です。
どうしても買いに行かなければなりません。
その前に、処方箋も必要です。

毎回、買いに行くコンタクトレンズショップに隣接する眼科は苦手です。
偉そうな態度に、もう行かないと決めたのは随分と前です。

処方箋は、別の眼科にお願いしています。
久しぶりに来たら、大きなお屋敷があった場所が更地になっていました。

ここには立派な桜の木があって、春には見事な花を咲かせていました。
桜吹雪もそれはそれは豪華でした。
この先生のお宅では、お花見に行かなくても良いなと思ったものです。

診察を終えた頃、お家と桜の木が無くなったことを尋ねました。
すると、若い息子さんである先生のお話では、桜の木は70年を超えていて枯れたのだそうです。
となると、先代の先生も、小さい頃に植えられたはずの桜です。
見事な桜だったので、残念でした。

ハーブ

午前中か午後に街に帰るかで、迷いました。
結局、慌ただしい朝になりました。

昼食も、お弁当にするか、道沿いのどこかで外食するかでも迷います。
モナやニコを連れていたら、絶対に出来なかった外でのランチです。

ところが、どの店も昼食時とあって、外まで待つ人の姿ばかりが見えます。
待つほどの戦闘意欲が全くない夫婦です。
夫の提案で、ケンタッキーになりました。
宮崎市街地に入ってからだったので、遅い昼食です。

折角、作った窓のフラワーボックス。
中に置くハーブを買いに出かけました。

園芸場の小さなコーナーに、ハーブを見つけました。
あまり種類はありませんでしたが、まずは料理に使いやすい物から選びます。
チャイブ、フェンネル、ミント、ローズマリー、イタリアンパセリです。

お店の人に、必要な植木鉢や土やボラ土や油かすを用意して貰います。
化学肥料は食べる植物には、味に影響が出るとのことでした。
嬉しいアドバイスです。
これで準備万端です。

帰宅してから、夫がテラスでせっせと植え替えてくれました。
後は、私の腕次第だと夫が言います。
さて、うまく育てられるでしょうか。

土曜日の料理

起きると、すでに夫は庭仕事です。
手強いほど育った雑草と格闘しなければなりません。
芝生だったはずの庭です。

お昼は、昨日の煮物でちらし寿司を作りました。
鶏肉、牛蒡、人参、椎茸、油揚げを細かく刻んで、ご飯に混ぜるだけ。
簡単ですが、おいしく仕上がりました。


肉体労働をしている夫に声を掛けて、おやつの時間にします。
手作りのマラスキーノチェリーのケーキにコーヒーです。
山を眺めながら、至福のひと時。


朝イチで紹介された谷昇シェフの「ブフ・ミロトン」を作ります。
これを観た時、絶対に作るつもりでした。
材料はシンプルなのに、時間がとても掛かります。
田舎の家で作る料理にもってこいでした。

ひたすら玉ねぎを炒めて、やっと茶色くなったら、もうゴールは近いのです。
玉ねぎはたくさん作ることにしました。
オニオングラタンにしたり、またブフ・ミロトンにするかもしれません。

主役はブフ・ミロトン。
脇役は、舞茸とにんじんのオリーブオイルとマヨネーズ炒め、カブと漬け刺身のごま油え、サラダ。
時間を掛けただけのことはある美味しさでした。

1ヶ月ぶり

今日はどうせ雨なので、田舎での庭仕事はありません。
午後から、ゆっくり田舎へ行く準備をします。

1ヶ月ぶりくらいの田舎での滞在です。
食料も入念に用意しました。
途中で買い物もするつもりです。

西都から見える山々は、雨に洗われて、くっきりと浮かび上がっています。
谷から湧き出る雲が険しい表情を与えます。
毎日のように青い空を見慣れていたので、暗い灰色の空は重たく感じます。

途中、アップルパイの取り置きをお願いしていた西都のパン屋さんに寄ります。
午後には無くなってしまうアップルパイです。
ここのアップルパイは、私のお気に入りです。
ケーキ屋さんよりも美味しいと思っています。

山道に入ると、対向車が結構、走って来ます。
ほとんどが工事関係車両のようです。

我が家の庭を見た途端に、夫はため息です。
すっかり荒れた庭です。
手を入れていない庭は、空き家だと思われても仕方が無いかもしれません。
気を付けないといけません。

夜は、久しぶりにデッキでの食事です。
新鮮な鯵を七輪で焼きます。
町では出来ない贅沢な料理です。

イラっ

明日は田舎の家に行くので、今日は叔母を外へ連れ出すつもりです。
やっぱりちょっと憂鬱。

案の定、施設の近くになったら連絡するからと言っていたのに、着いてからも携帯に出ません。
何度もした挙句、やっと連絡が取れました。

ぷりぷりして待っていると、スタッフが出て来ました。
叔母の部屋のシャワートイレが故障しているとのことです。
もう工事の話は進んでいるにも関わらず、叔母は何度も1階の事務室に来ているようです。
出かける前から、小さいけれど、イラつくトラブルが始まります。

イオンに行き、叔母の欲しい物を買うことにしました。
歩いている間に、靴が脱げそうだと言い出しました。
靴の中敷を買うために、靴売り場に寄ります。

靴を脱いだ叔母の靴下は薄い夏用でした。
いつもは厚手の靴下を履いているのに、今日に限って違いました。
中敷を店員さんに入れて貰い、歩きやすくなったとご満悦です。

帰りには、リバーシブルのコートを持って来てと言います。
施設に入った時、膨大な数の服を処分しました。
フッと昔の服を思い出しては、私を困らせます。

フラワーボックス

窓に取り付けるフラワーボックスを発注してから、数ヶ月が経ちました。
今日はやっと取り付け工事です。
工務店から3人が来て、悩みながら取り付けてくれました。

フラワーボックスは、窓を開けて、直接手が伸ばせるのが利点です。
家の中から水やりなどの手入れが出来ます。
お花はもちろん、ハーブを数種類植えて楽しみたいと思います。

ロートアイアンのフラワーボックスは、想像以上にしっくり来ました。
元から我が家に付いていたかのようなデザインです。
大満足なチョイスと出来栄えでした。

夕方から市民の森へ向かいます。
時間が無くなったので、ショートコースになりました。
昨日は太ももの内側を筋トレしました。
筋肉痛を抱えての歩きです。

少し薄暗い森の中は、誰も歩いていません。
前も後ろを振り返っても、私ひとり。
寂しい気持ちにはならないけれど、モナがいたらと思います。

遊歩道は、ずっと落ち葉でいっぱいです。
数日、来なかっただけで、秋を感じる風景になりました。

火曜日の午後

午後、各部屋回って、満遍なく掃除機を掛けます。
モナがいる頃は、毎日の掃除が日課でした。

今は、掃除をしなくても良いかなと思う日があります。
掃除機のゴミもほんの少しだけです。
ゴミの日に出す袋の中身も格段に減りました。
モナの亡くなる直前は、特に介護が必要だったこともあって、大量のゴミが出ました。
生活パターンが変わって来ました。

ぼんやりと過ごしていたら、いつの間にかジムに行く時間です。
時間はたっぷりあったはずです。
慌ててバタバタと準備をします。

エレベーターに乗ろうとしたら、たくさんの荷物を積み込んだカートを押しているグループに出会いました。
スポーツの関係者のようです。
時間が無かったので、階段を使ってジムに向かいます。

スタッフに聞くと、ラグビーかもしれないと言うことでした。
帰りには、なるほどゴツイ選手らしき人達の姿がありました。
同じ人間とは思えないほどの体格です。
試合中、タックルする姿は迫力満点だと、納得します。

コトコト、コトコト

今夜の夕食は、豚肩ロースの塊肉で煮物を作るつもりです。
大根と昆布と椎茸が入ります。
長い時間を掛けての料理なので、お昼から下準備を始めます。

昆布と干し椎茸は長い時間を掛けて戻します。
戻し汁は、大事なスープの素です。

大根は下茹で、豚も別鍋で下茹でします。
豚は一旦、取り出して、軽く洗いました。
水を入れた鍋に豚肉を戻して、気長に茹でます。

もう十分、茹でたと感じた頃、大根と椎茸と昆布を入れて、しばし煮ます。
そこから私は調味料を入れます。
喜界島の砂糖、酒、青島の薄口醤油です。

コトコト、コトコト、時間を掛けて煮ます。
食べる1時間前に、火を落とし、じっくり味を含めます。
これが大事な気がします。
薄味でも、十分、食材に染みます。

芥子を付けて、頂きます。
間違いの無い美味しさです。
スープも花丸。
お餅を入れたら、また違う美味しさになりそうです。

スーツケース

ドライブは疲れたけれど、時間はあります。
夫が暇つぶしにイオンに行こうと言います。

連休最後の午後です。
思ったよりも車は少なくて、すぐに停めることが出来ました。
ピークは過ぎていたようです。

ブラブラと歩き、夫は帽子をゲット。
続いて歩くうちに、ふと、スーツケースに目が留まります。

一泊旅行をしたわけですが、我が家には小さなスーツケースしかありません。
二人分の荷物は入りませんでした。
急遽、スーツケースを買うことにします。
何年も、必要が無かったので、最近のスーツケースの軽さに驚きました。
これで、いつでもどこかへ出かけることが出来ます。
ちょっと嬉しい気分です。

夕方になると、家に帰らなければならないと言う気持ちがあります。
モナがいた頃の習性です。

イオンを出た後、夫が暇なんだから、他の店にも行こうと言います。
そうです。
家には誰も待っていません。

1泊旅行

何年振りでしょう。
鹿児島に一泊ですが、旅行に出ました。

ニコとモナの介護は数年に渡りました。
その間、どこにも行くことはありませんでした。
最後に旅行したのはいつだったか忘れるほどの年月です。

新しく出来たと言うホテルに泊まるのが目的です。
部屋で朝食を食べられるプランがあるのも魅力です。
窓の外には、桜島がどっしりとした姿を見せてくれます。
行き交うフェリーが見えるのも楽しい気分です。


昨日は、お昼を食べる時間に鹿児島の街に到着しました。
ところが、妙に賑やかで通りも封鎖されている場所がいくつもあります。
全く知らずに来たのですが、「おはら祭」が開催されていました。
揃いの衣装や半被姿のグループを、いくつも見かけます。

通りにはキッチンカーが出て、発電機のガソリンの匂いと食べ物が充満してます。
違う通りでは、焼酎ブースがあって、赤い顔をした人達がぐびぐび飲んでいて、びっくり。
少しの時間に、2度も救急車が駆けつけているの見たのは、この焼酎のせいでしょうか。

鹿児島の人たちは酒豪が多いと聞きます。
この焼酎のブースが撤収された後に、もしかしたら酔い潰れた人達が通りに残されているのかもしれません。
圧倒されながら、夫と歩きました。

夜は、コロナ禍以降、本格的なレストランでディナーをするのは初めてです。
大きなグリルがあって、ちゃんと薪で燻された焼き物が出て来ます。
このグリルはレストランの自慢のようでした。

ただ、説明をするスタッフの声が小さすぎて、何を言っているのかほとんどわかりません。
口先だけで囁く声は、他の客に迷惑にならないように指導されているのかもしれませんが、伝わらない説明は説明ではありません。
けれど、サービスは良かったように感じました。
いつも思うのですが、コース料理を頂くのは、レストランのショーのような気がします。

お部屋は広く、バスルームもゆったりとしていて快適でした。
朝食はお部屋にワゴンで運ばれてくるので、パジャマ姿のままで気楽です。

午後、ゆっくりと支度をして、山形屋に寄ります。
地下で夕食の買い物をして帰りました。
久々の小さな旅行でした。

しぶとい暑さ

11月だと言うのに、軽く20度を超えています。
外は半袖でも良いくらいです。
暑かった夏が、まだしぶとく居座っている感じです。

午後、日用品の買い物に出ます。
イオンの中をフラフラ歩いていると、ふと叔母の日記帳が頭に浮かびました。
意味があるのか無いのか、兎に角、書き散らしている叔母の必需品です。
同じ日記帳でないと、叔母は気に入りません。
去年も、探すのに苦労しました。

早めに買うつもりで、去年、買った本屋さんに入りました。
たくさん並んでいますが、どうしても見つかりません。

諦めついでに、すぐそばの雑貨屋に入りました。
そこで、やっと2冊だけ残った日記帳を見つけます。
ホッとしました。

ほとんど買い物は無いはずだったのに、トイレットペーパーなどを買っていたら、カートが必要な多さになりました。
秋晴れの屋上に、せっせと荷物を運びます。

買い物と運動の日

銀行へ用事があって、デパート近くの駐車場へ向かいました。
でも、珍しく満車です。
ぐるっと回って戻ったら、空車のサインです。
タイミングが良かったのか、悪かったのかわかりませんが、駐車することが出来ました。

まず銀行へ行きます。
明るい日差しに、日傘で守られながら歩きます。

デパートへも入りました。
どうして多いのかと思ったら、北海道展を開催しているのでした。
私は、北海道展にはあまり興味がありません。
焼きたらこが好きでしたが、ここ数回はそれも無くなっています。

食器売り場に来たところで、エプロンなどが売っているコーナーに目が行きました。
家の中で着るエプロン感覚の上着があります。
前開きなので、叔母にも着やすそうです。
これなら、やたらと寒い寒いと言う叔母が部屋の中でコートを着ることもなくなるかもしれません。
明日は時間を見つけて、届けに行くつもりです。


運動しなくてはと思い、平和台に来ました。


違うルートで池へ降りて行きます。
すると、新しい橋がありました。


カラスの集団がいましたが、近づくにつれて飛び去って行きました。
ちょっとホッとした私です。
言い掛かりを付けられたら、どうしようなんて思ったのでした。


平和な光景です。
この後、最後に心臓破りの階段と坂を上って、今日のウォーキングはおしまい。