昼食後、モナはお昼寝の準備です。
新緑の美しい景色が天然の絵画を作ります。
帰り支度をして車に乗り込む前に、近くの家に昨日作ったケーキを持って行きました。
先日、貰ったたくあんのお礼を兼ねます。
奥から出てきたおばさんの話では、この辺りの3軒が空き家になったと言います。
施設に入ったり、お子さんの所に身を寄せたのだそうです。
3人は、もうかなりのお年だったので、仕方がありません。
おばさんは、寂しくなったと嘆きます。
近くの作小屋の仕事を辞めたいけれど、そうすると人と話す機会なくなると言います。
堰を切ったように話すおばさんに、私は相槌を返すのが精一杯です。
また来週、来ますと言って、お別れしました。
この村の過疎は深刻です。
町の家で和むモナ。

ニコも落ち着きました。
