できれば、避けたい場所があります。
病院と、もう一つは警察です。
クリスマスの今日、警察署に出かけました。
家の向かいにある一人暮らしのおばあさんが、2週間ほど前から姿をぷっつり見かけなくなっていたのです。
おばあさんの家には、数ヶ月前から、数人の訪問があって、福祉関係なのかと思っていました。
2週間ほど前に、2台の車が来て以来、訪ねる人もいません。
それとほぼ重なるように、おばあさんの家のゴミ処理をしている人がいます。
この人も、福祉関係で手伝いに来ているものとばかり思っていました。
先週のゴミ出し日前に、ゴミの始末に来ていたので、思い切って声を掛けてみました。
話してみると、福祉の人では無く、善意からゴミ処理をしているお友達でした。
でも、おばあさんの行方は知らないと言います。
この話し合いがあってから、やはりこの人も気になったらしく、昨日、我が家に訪ねて来ました。
警察に相談に行くことにしました。
孤立しているおばあさんだったので、なるべく関わらないようにしていました。
でも、少し認知症が入っているのか、自分の決めたルールがあるのか、我が家の駐車場のコーンを勝手に動かしたりします。
家を建て直した時から、我が家が気になって仕方が無い様子でした。
敷地にも入ってくるので、防犯カメラのチェックを度々しなくてはなりません。
それが結果的に、皮肉にもこのおばあさんの見守りをしていることになるとは思いもしませんでした。
警察には、施設に入っているのなら良いけれど、もし事故でも起きていたらと気になっていることを相談します。
1時間ほど、根掘り葉掘り聞かれ、警察を後にしました。
そのまま買い物に行っていると、連絡が入りました。
おばあさんの家に入ると、誰もいなかったそうです。
病院か施設に入っているのだろうと警察の方は言います。
とりあえず、一件落着。
年を越してまで、気掛かりを引きずらずに済みました。
2023年12月25日
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