トビ職人

朝からガシャンガシャンと空き家の解体作業の音が響きます。
かろうじて板が残った木組の家になりました。
ドンドン容赦無く外されて行きます。

しばらくして、窓から見ると、ユンボが手を伸ばして掻き出すように壊しています。
なんとなく見惚れてしまいます。
破壊の美みたいな感じです。

ものすごく怒りを感じた時、ユンボを操縦して家を壊したら、気持ちがスカッとするだろうとヘンな考えが浮かびます。
実際は緻密に壊さないと他に影響が出るので、ワイルドな見た目とは違うのでしょう。

ゴールデンウィーク明け、早速、筋トレです。
日常、仕事をしているわけでも無いのに、ゴールデンウイークぼけです。
体は重いし、これからトレーニングすると思うと憂鬱です。
優しいトレーナーにしっかり鍛えられ、緩み切った筋肉を使い切って、帰宅しました。

空き家の解体は更に進んでいます。
トビ職人が来て、鉄パイプの足場も外されて行きます。
それは見事に要領良くパイプを外す作業に感心します。

以前はトビの職人さんたちは特徴的な膨らんだパンツを履いていました。
今は違うようです。